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【愛媛大学連携海外協力隊 出発前に愛媛県を表敬訪問しました】

【愛媛大学連携海外協力隊 出発前に愛媛県を表敬訪問しました】

202398日、愛媛大学連携海外協力隊の初めての隊員として派遣される、同大学大学院生の湯口貴聡さん(派遣国:ガーナ、職種:感染症対策)が、出発に先立ち愛媛県を表敬訪問しました。

湯口隊員が愛媛県を表敬訪問左から
株式会社セルフリーサイエンス 尾澤社長
愛媛大学 高島准教授
愛媛県 田中副知事
JICA海外協力隊 湯口さん
JICA四国センター 山村所長
愛媛県青年海外協力隊を育てる会 土居会長


最初に愛媛県田中英樹副知事より「えひめ海外協力大使」委嘱状が授与され、愛媛大学の技術を生かした国際貢献への期待が述べられました。湯口隊員からは、「マラリアが原因で亡くなる患者の7割は5才以下の子供です。どの国に生まれたとしても、子供達が当たり前に育てるように、1日でも早いマラリア撲滅を目指した活動をしたいです」と抱負が述べられました。

湯口隊員は、愛媛大学の学部学生の時にマラリアという感染症を知り、人の免疫を上手に回避するマラリアと医学研究との闘いに興味を持ち、博士課程でマラリアワクチン開発を目標に研究を続けています。現地では、野口記念医学研究所で、愛媛大学で開発されたタンパク質発現技術「コムギ無細胞タンパク質合成系」を現地の研究機関でも運用できるように、現地研究員に対するタンパク質発現研修の実施等を行う予定です。


現地での活動に必須となる試薬は、愛媛大学発ベンチャー企業「株式会社セルフリーサイエンス」から寄贈されます。愛媛大学や同大学に関連するたくさんの方々の思いが湯口隊員の活動を支えてくださっています。湯口隊員、健康に気をつけて、ガーナの研究者と一緒にマラリア撲滅に向けて頑張ってください。応援しています。

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