2023年6月30日、国際協力機構四国センター（JICA四国）と愛媛大学は、ガーナ共和国への感染症（マラリア等）対策支援のための大学連携JICA海外協力隊派遣に関する覚書を締結しました。

JICA四国は、2021年4月15日に「JICA四国と愛媛大学の連携協力の推進に関する覚書」を更新締結し、その後、協力隊帰国後の大学院進学支援や、愛媛グローカル人材育成プラットフォームの形成などの連携を図ってきました。今回は、愛媛大学先端研究・学術推進機構プロテオサイエンスセンター高島英造准教授のマラリア研究を活かして、ガーナ大学附置研究所である野口記念医学研究所へ毎年学生等1～2名を派遣し、同研究所の研究技術向上、ガーナ共和国における医療技術向上、マラリアワクチンの性能向上に貢献すると共に、愛媛大学の国際協力分野における人材育成を進めます。

今回のガーナ共和国での協力隊活動に求められているのは、高い技術専門性を有する研究者による指導であり、愛媛大学プロテオサイエンスセンターの技術と人材があるからこそ貢献できる国際協力事業になります。初めての隊員派遣は2023年9月中旬を予定しています。