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【シリーズ 愛媛県グローカルプログラム参加 海外協力隊候補生に聞く】Vol.5
〜宇和島市・川口正樹さん〜
愛媛県でグローカルプログラムに参加中の海外協力隊員(派遣前)5名にインタビューを行い、海外協力隊に応募されたきっかけやグローカルプログラムに参加を決めた理由などを伺い、シリーズ形式で掲載しています。
第5回目は宇和島市でグローカルプログラムに参加中の川口正樹さんです。
――お名前とご出身、海外協力隊の任国と職種を教えてください。
川口正樹、長崎出身です。タイで障害児・者支援の協力を行う予定です。
――海外協力隊に応募された理由を教えてください。
小学校の卒業文集に「人の役に立ちたい」と書いたんですよね。それで中学校の教員として37年間働いて、退職のタイミングになったとき、このまま継続再任用するのではなく、何か人の役に立つことがしたかったんですよね。そこでちょうどたまたまJICAの上映会で海外協力隊の活動を見て、これだと思いました。
1度目の受験では残念ながら不合格になってしまい、再挑戦するか悩んだのですが、説明会に参加した際に同年代の経験者から「絶対にもう一度応募すべきだ」と後押しをいただき、再受験し合格をいただきました。
――海外協力隊を知ったきっかけはなんですか?
うーん、いろんなところで見聞きしていましたね。広告とか。それで説明会に参加しました。
――タイでの活動を通して目指しているゴールなどはありますか?
人のためには当然ですが、自分の成長のためにも活動を頑張りたいです。ボランティア経験は特にないのですが、タイでの活動を通して自分自身を高め世界に恥じない日本人になりたいと思います。帰国後は協力隊の経験を社会に還元していきたいですね。
――ありがとうございます。それでは、今回、海外協力隊員としてグローカルプログラム(希望制)にご参加されていますが、なぜ参加をご希望されたのでしょうか?
ボランティア経験が少なく、海外で始める前に国内でワンクッションを入れたほうがいいと考えたからです。やはり、いきなり海外でボランティアとなると戸惑ってしまうので。
――数ある地域の中で愛媛県宇和島市を選ばれた理由をお聞かせいただいてもよろしいでしょうか。
グローカルプログラムの要請内容が職種と合うところを選ぼうと考えていました。また、出身地に近すぎず遠すぎないところで活動したいと思い、宇和島市とうまくマッチングしました。
――そうだったんですね。では、宇和島市に来てまだ1週間と少ししか経っていませんが、宇和島市のいいところはどんなところだと思いますか?
人です。まだ少ししか過ごしていませんが、助け合いの精神や福祉が強いと感じますね。たとえば、全部の市内バスに「筆談あります」のサインがあるとか。長崎ではなかったと思います。それにデイケアの施設も多いような気がします。
――ありがとうございます。それでは最後に今後の抱負をお願いします。
海外協力隊にしろグローカルプログラムにしろ活動するためには健康であることが重要です。もう自分ひとりの体ではなく、皆さんに捧げるための体だと思い、心身ともに健康管理をきちんとしていきたいです。